婚姻前契約 koninmae_keiyaku 

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No.002 婚姻前契約ではどんなことがらを定めたらいいのですか?

 婚姻前において、お二人で合意して約束を交わしておくべきことがらには、どんなものがあるるのでしょうか。

 

内容についてお二人で合意して婚前契約書に記載することがらは、概ね次のようなものになります。

※以下の項目で概ね最大になりますが、ご事情に応じ個 

 別具体的になります。

 

   1.契約の趣旨(合意適用の条件)

   2.夫婦の在り方・お互いの尊重宣言

   3.婚姻届の提出

   4.結婚生活一般

   5.住居・場所・仕事・事業等に関する将来の計画

   6.財産管理・家計・支出(夫婦財産契約を含む)

   ※家計の負担割合に関する定めを含む

   ※夫婦の一方を夫婦財産の管理者とする定めを含む

   

   7.趣味・宗教

   8.双方の仕事・収入

   ※できうる限り転職をしない旨の定めを含む

 

 9.子・教育

10.育児・家事の分担

11.両親・親戚に関すること

   ※親の介護に関する定めを含む

 

12.仕事上の付き合い、友人・知人との付き合い

 

 

  価値観のすり合わせ…

 

13.不倫・慰謝料に関する取り決め

14.夫婦関係破綻の原因となる行為を行った場合に離婚

           協議に応ずる義務

15.万が一の離婚の際の取り決め

16.遺言・贈与

   ※相続に関する遺言を婚姻中に作成する旨の定めを

               含む

 

17.特段の事情

18.違約金の定め

19.契約の有効期限・変更・更新

      民法第754条夫婦間の契約の取消権を適用しな  

    い旨の合意を含む

 

20.事実婚の解消

21.強制執行

           ※強制執行認諾文言のある婚姻契約に関して、公証

              人は取り扱わないのが普通です。したがって、婚 

    姻前契約の公正証書を作成する価値は低いです。

 

                         婚姻前契約(夫婦財産契約/Pre・nup 含む)ホームズ法務事務所

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